ニュースレターで書くネタに悩む人向け。
美容室やエステ、サロン店、医療系などのサンプルネタ事例

ニュースレターとは?をおさらい

店舗経営を行っている業種は、継続してニュースレターを発行することで、顧客の流出を止める効果が期待できます。 その一方で、どんなテーマ・ジャンルやネタで文章を書くと長続きするのか・顧客に読んでもらいやすいのか、イメージがわかない人も多いはずです。

特に、美容室・エステサロン・医療機関のようにリピーター確保が重要なお店は、スタッフの専門知識が豊富な分だけ、偏りのある文章になりがちです。 この記事では、ニュースレターにおすすめのネタ、書くべきジャンルについて、美容室・エステサロン・医療機関を例にとり、業種別に解説します。

美容室でニュースレターを発行する場合のおすすめネタ

髪型の話題が多くなる美容室ですから、ニュースレターの中で髪型に関する情報を取り扱うのはもちろんのこと、ヘアスタイル以外でオシャレに関連する情報を伝えるのも効果的です。

以下に、美容室でニュースレターを発行する場合を想定した、おすすめのジャンルをご紹介します。

基本となるのは髪型の情報

顧客がなぜ美容室に足を運ぶのか考えたとき、やはり髪型に関する情報発信は重要なポイントです。 同じ髪型をずっと続けている人であっても、心のどこかにイメチェンしたいという願望があったりするものですから、スタイル写真をニュースレターで見せることをおすすめします。

その際、写真と合わせて詳しい説明や担当スタイリストの名前を載せておくと、将来的に新しい髪型を検討する人が増えるかもしれません。 可能であれば、施術前と施術後の写真を用意すると、読み手がイメージしやすいでしょう。

長続きしやすいネタは手入れやケア情報

髪の悩みというのは、男女問わず、そして老若男女問わずどの年代でもどの性別でも何かしら悩みがある事がほとんどです。
そういった、髪の手入れ、ケアなどについてのノウハウ的なところをまとめていくと、読むだけでお客様側にも大きなメリットを得られるようになります。

実際にニュースレターで成功させた美容室には、シャンプーの仕方をシリーズ化して、人気シリーズにして、次の号はまだ?といった要望の声が上がるようになったりもしている店舗もあります。

シャンプーの仕方だけでなく、洗い方、流し方、シャンプーでの成分の解説、頭皮別やタイプ別のシャンプーの選び方、さらには薄毛対策、白髪対策、そういったところは多くの人が悩みやすいポイントのため、プロがわかりやすく解説していくとネットの誰が書いたか信憑性もわからない解説記事より遥かに読まれて納得感も出てくるものになります。

顔型・骨格診断などスタイルに関する情報発信もよい

素敵なヘアスタイルが、必ずしも自分に似合うものばかりとは限りません。
魅力的なヘアスタイルは、その人の顔型や骨格によっても変わってきますから、顔型・骨格診断コーナーをニュースレターで設けるのも効果的です。

顧客自身が自分に似合う髪型をイメージするのにも役立ちますし、間接的に「自分に似合う髪型を提案してくれる美容室なんだ」と顧客にアピールできます。 ニュースレターを通して、お店と顧客との間に信頼関係が生まれれば、顧客のスタイリストに対する抵抗感は少なくなるはずです。

誰が接客するのか、スタッフ紹介もウケやすい

美容室というのは、必ずスタッフが対応します。 そうなると、お客様目線に立つと、どんな人が自分を接客し自分の髪を洗い、カットするのかという事は少なからず気になるものです。

どんな人で、何が好きで、何が得意で、どんな想いで業界に入ってきたのか、ベテランなのか今頑張っているところなのか、そういった事が予め少しでも知っているか知らないかでは、信頼感も大きく変わってきます。

ネタに困った時は、スタイリスト・スタッフ紹介を間にはさむのは鉄板とも言える程です。
ニュースレターのネタにスタッフ紹介やスタッフの意外な一面などを入れていると、カット中、シャンプー中などにもその話題で話が続いたりといった事もあり、普段見ている人がどんな仕事をしているのかイメージができて、お店に対する親近感が増すようになります。

エステサロンでニュースレターを発行する場合のおすすめネタ

エステサロンも、美容室と同じくリピーターを大切にするタイプのお店です。
ただ、美容室とは職域や顧客の目的とするところが異なるため、発信する内容にも違いが生まれてきます。

セルフケア方法は鉄板

美容はエステに通うだけで完結するものではなく、普段のお手入れも大切な要素です。
だからこそ、自宅でかんたんにできるセルフケア方法は、ニュースレターでこまめに発信することが、顧客との信頼関係を作るのに役立ちます。

一般的によく知られている美容法や、最近になって流行ってきたセルフケア方法について、メリット・デメリットを専門家目線で紹介するのもよいでしょう。 幅広い情報を定期的に発信することで、最新事情に詳しいエステサロンであることをアピールできます。

サロン開業の経緯やこだわりの発信

ニュースレターは、ノウハウの発信だけで終わらせることなく、時に経営者やスタッフにまつわる物語も混ぜて発信すると、お店の信頼度や好感度を高めることがあります。

特に、どうしてサロンを開業しようと思ったのか・以前はスタッフがどんな仕事に従事していたのかをストーリー仕立てにすると、それは読者にとって良質のドキュメンタリーになります。

例えば、大手エステサロンの経営方針に違和感を覚えて開業したことを、詳しい理由と合わせて文章化すれば、お店独自の方針を説明するのに説得力が増します。

スタッフの存在が自分にとって非常に心の支えになっていることを文章にすれば、和気あいあいとした雰囲気を演出することにもつながります。

意外に大事なのが「近隣のお店情報」

エステサロンが都市部に立地している場合、近隣に飲食店やカフェ・商店街などがあることも珍しくありません。 そのような立地の場合、周辺のお店と協力関係を築くため、ニュースレターを活用する手もあります。

スタッフが実際にお店に足を運んで許可をもらい、ニュースレターで紹介したい旨を伝えたら、大抵のお店は宣伝になると喜んでくれるでしょう。 場合によっては、他のお店が自分たちのお店のニュースレターを置いてくれることも十分考えられますから、継続していれば見込み客へのアピールの範囲が広がります。

医療関連でニュースレターを発行する場合のおすすめジャンル

歯医者、整骨院など何かしらの治療関連では、訪れた患者さんと強い信頼関係を築くことが、安定した営業につながります。 ただ、健康になった人が定期的に足を運んでくれる機会は少ないため、通院してくれたタイミングで患者さんの気持ちをつかむツールとして、ニュースレターを活用したいところです。

難しい話は極力書かないようにする

美容室やエステサロンと違い、専門知識を書きすぎれると逆に難解で離れてしまいがちなため、ニュースレターを発行する場合、いわゆる「病院だより」のようなものが受け入れられやすいでしょう。

正しい情報をまとめようと思うあまり、専門的な内容や論文の内容をまとめたとしても、前提の知識がないとお客様が理解できないような内容ばかりになってしまう可能性があります。

欧米の医学雑誌に関する内容をまとめたとしても、ほとんどの患者さんにとっては馴染みが薄く、書いている内容も分からないことばかりのはずです。 そういった患者さんの知識量も踏まえた上で、難しい話は極力書かず、多くの患者さんにとって身近な情報をまとめることから始めましょう。

感染症予防・生活習慣病防止など、普段の生活で心掛けたいことを書く

専門分野などによっても違いがありますが、こういった治療系のニュースレターでおすすめしたいのは、患者さんが普段の生活で心掛けることについてです。 具体的には、感染症予防・生活習慣病防止といった、自力である程度予防が可能なジャンルについて、患者さんに気を付けて欲しいことをまとめるのがよいでしょう。

ただし、文章の内容に偏りが生じてしまうことは避けましょう。
男性もしくは女性特有の病気を取り上げたり、患者数が極端に少ない症例をまとめたりすると、文章を読んで「このニュースレターの内容は自分には関係ない」と患者さんが思ってしまうかもしれません。

自院と関連が深い病気・症例を紹介することは大切ですが、患者さんとの距離を考えた文章を載せることで、患者さんの気持ちを自院にとどめやすくなります。 できる限り、患者さん目線の文章を意識しましょう。

作り込みがファンを生む

ニュースレターによって精神的な信頼関係ができあがると、次第に患者さんはニュースレターを楽しみにしてくれるようになります。 患者さんが自院を信用してくれると、継続して通ってくれる確率が高くなります。

愛読者は、ニュースレターを作る側が特段気にしないところまで掘り下げて読んでくれますから、感想を聞くと作り手が考えもしなかったことをフィードバックしてくれることもあります。

治療系でニュースレター発信を継続する場合、書くことが思い浮かばなくなったら、思い切って患者さんに意見を聞くのも一手です。

このコンテンツのまとめ

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ニュースレターを書くにあたって、何を書くか、そのネタを考えるのはやはり1つのネックになりがちです。

いざ書こうと思うとなかなか進まなかったりしがちですが、当然ながら、どういった事を書くのかといった内容は業種・店舗によって異なりますが、総じて自分たちの仕事に関連する知識をシェアする方向性でまとめると、顧客に読んでもらえる確率が高まります。

また、通販などと違い店舗型というのは人と人が接する事になります。 どんな人が、どんな想いで働いているのか、そういう想いやスタッフにスポットを当てる事で、親しみ感も出て来店しやすくなる効果も狙えます。

専門家目線で完結するのではなく、できるだけ分かりやすい表現を心掛け、時には顧客に意見を聞いて作り上げていくと、安定して良質なニュースレターを作ることができるようになりますので心がけていきましょう。

オススメのニュースレター作成代行会社

ニュースレターを作成させるためのポイントは「クオリティ」と「継続性」にあると言っても過言ではありません。“質の良いニュースレターを、毎月発行できるかどうか”がポイントです。しかし、実際はこれが難しく本業が忙しい店舗の方が独自で毎月発行というのはハードルが高いのも事実です。

そんな時は、作成代行のプロへの依頼も1つの手で、実際それでうまく行く事の方が多いと言えます。
但し、作成代行会社の正しい選び方を知らないと、何のために依頼したのか…と失敗の元になりますので、しっかり作成代行のプロの見極め方も知っておきましょう。 ニュースレター作成代行の選び方・見極め方の極意(準備中)

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