ニュースレターの効果とメリット。
発行する事の良さや何が得られるのかを解説

ニュースレターで得られる効果やメリット

ニュースレターは、ダイレクトな広告・宣伝と違って、時間をかけてお店・会社の情報をお客さんに知ってもらうためのツールです。 そのため、効果を疑問視して導入を見送る経営者の方も少なくありません。

しかし、ニュースレターは「続けただけメリットがある」ツールなので、根気よく続けていれば多くの実りが期待できます。 この記事では、ニュースレターの効果や、おすすめできるメリットについて解説します。

ニュースレターに期待できる効果

商品広告は、その内容に説得力がなければ、どうしても顧客に敬遠されがちです。
ニュースレターは、一般的な広告よりも幅広い情報を顧客に提供できる点で、商品広告で実現しにくい以下のような効果が期待できます。

自社の商品情報やサービス・イベントなどを発信しやすい

広告は、狭く考えれば自社商品・サービスの訴求が目的ですが、より広い意味でとらえると「顧客の課題を解決すること」を目的として発信する意味合いもあります。
その点において、ニュースレターは使い勝手の良いツールと言えます。

例えば、自社で売り出したい商品情報や有料イベントについて、直接的に広告を出してしまうと、多くの人は「なんだ広告か」と目をそらしてしまうかもしれません。

しかし、そこから一歩踏み込んで、自社商品の変わった活用法や生活に役立つアイデアなどを発信すれば、逆に顧客の興味を引きやすくなります。

読みものとして自社のニュースレターが認知され始めると、次第に顧客がニュースレターを楽しみにしてくれたり、ニュースレターに載っていた商品に興味を示してくれたりと、好循環につながる可能性が高まります。

直接的な広告としてではなく、長い目で見て顧客を獲得するために発行するのが、ニュースレターを利用する目的の一つです。

リピーター増につながりやすい

ニュースレターの目的は、あくまでも顧客の獲得です。
しかし、ニュースレターは、新規の顧客よりもリピーターに注力するタイプのツールと言えます。

例えば、歯医者さんに足を運ぶ人の理由は、以下のように様々です。

生活圏も違えば、歯医者にやって来る理由も違う人たちに対して、自院を宣伝するのは難しい部分があります。 そこで、自院の待合スペースにニュースレターを置いて、患者さんたちに読んでもらったとします。

ニュースレターに、親知らずに関する歯科医の詳しい記事が書かれていたら、親知らずで苦労している人は真剣に呼んでくれるかもしれません。 そこから「この歯科医さんは信頼できそうだ」と患者さんが判断してくれたら、その後不調が生じた際に、自院に通ってくれる効果が期待できます。

このように、顧客の悩みに寄り添うニュースレターを用意すると、本来なら1度だけでつながりが途絶えてしまうはずだった人を、リピーターとしてつなぎ止めやすくなるのです。

継続することで思わぬ効果も

何事も、継続することはとても大変です。
せっかくニュースレターを始めても、効果が見られず止めてしまうケースは珍しくありません。

しかし、ニュースレターは「少なくとも半年以上継続してからが勝負」のツールです。
もっと理想を言うなら、1年間は継続して発行してこそ、効果が発揮されると言っても過言ではないほど、継続性が非常に重要でもあり意味を持ちます。

この理由は、自社で発行しているニュースレターを、何度も継続して発行することで、1回では目にとまらなかった顧客が改めて目にしてそういえば…という気付きになったり、思わぬ取引先や顧客がストックしていることもあるからです。

有益な情報が載っていると判断された場合、取引先の部署内で回覧されるようなケースもあります。 お客さん同士のコミュニケーションツールとして、イベント告知などを行うのにも役立ちます。

継続発信されているニュースレターは、自社で思っている以上の人が目を通していると考えてよいでしょう。

ニュースレターの発行を継続するメリット

継続してニュースレターを発行していると、商品広告を出すだけの戦略と比べて、より幅広いメリットが期待できます。 以下に、主なものをご紹介します。

お店・会社のことを覚えていてもらえる

顧客がお店や会社から気持ちが離れてしまうのは、お店・会社の側が顧客に何かをしたからではありません。 むしろ、悪いことがあったなら、顧客は後々まで覚えていることでしょう。

人は日々の生活の中で、大切なことはよく覚えているものですが、重要でないことは時間の経過とともに忘れていきます。 ジャンルが幅広い飲食店はもちろんのこと、比較的リピートされやすい業種の美容業でさえ、顧客が別のお店に乗り換えてしまうおそれがあります。

だからこそ、お店・会社の側では、顧客に常に覚えていてもらえるような施策が必要です。 その一つがニュースレターであり、定期的に発行・配信することで、自分たちのお店や会社のことを顧客の記憶にとどめやすくなります。

ニュースレターに次回来店時の割引券を付けたり、複数号集めた人にプレゼントを用意したりするのも、リピート率向上につながります。 方法は様々ですが、顧客にとって何らかのメリットを提供することで、ニュースレターの存在は顧客の記憶に刷り込まれていくはずです。

親近感や信頼感を与えられる

ニュースレターにどんな内容を載せるかは、お店・会社によって分かれます。
ただ、発行が成功しているお店・会社に共通しているスタンスは、多くの場合「直接的な広告」を紙面で行わないことがあげられます。

ニュースレターは、商品情報を多く載せたり、会社のPRを中心に構成したりすると、反響につながらない例が多く見られます。 つまり読者は、一般的な広告とは違うエッセンスを、ニュースレターに求めています。

そこで、ニュースレターに載せる内容としては、経営者やスタッフのつぶやき・料理レシピ・節約情報など、読者にとって身近に感じられる情報をチョイスするのが適当です。

読者が経営者・スタッフの個人的な情報に触れることで、近い立場にいる読者が感情移入しやすくなります。 また、有益な情報はシェアされやすいですから、間接的にニュースレターの存在を不特定多数の人に知ってもらえるチャンスが生まれます。

ニュースレターを継続的に読んでもらううちに、いつしかお店・会社と読者との間に、親近感・信頼感が醸成されます。 そして、ひとたび信頼されれば、他のお店に目移りするリスクが少なくなります。

ブランディングができる

ニュースレターに載せる内容や、文章のトーンは、必ずしも柔らかいコミュニケーションだけを目的にする必要はありません。 お店・会社の理念やミッションにつながる話を盛り込み、読者に少しずつ浸透させていくという使い方もあります。

例えば、自社が学生の教育支援を行っているNPO団体を支援しているなら、日本の教育の問題点や貧困に関する問題などをニュースレターで記事として掲載し、団体を問わず寄付をお願いするなどの使い方もできます。

もちろん、いきなり寄付に賛同してくれる人は多くないと思いますが、何らかの問題提起にはつながります。

オーガニック製品・リサイクル製品などを取り扱っているなら、自社製品とつながりのあるテーマとして、エシカル・SDGsに関する記事を掲載するのもよいでしょう。 自分たちが何をしているのか・何を目的にしている存在なのかを発信すれば、自然な形でブランディングができます。

このコンテンツのまとめ

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以上、ニュースレターの効果や、発行するメリットについてお伝えしてきました。 ニュースレターは、即効性のあるものではありませんが、正しく継続することで効果をもたらしてくれます。

商品やサービスだけでなく、お店・会社そのものへの信頼感を高めてくれますから、一つの商品に絞って宣伝するよりも幅広い反響があるはずです。

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